2008年1月29日 (火)

「第1回 ラジオCMコンテストスペシャル」明日放送!

■音だけで勝負するラジオCMコンテスト

昨年、アフィリエイトサービスプロバイダーのバリューコマースが協賛した
第1回 100万円争奪! ラジオCMコンテスト」が開催されました。
先日、その最終審査に参加したのですが、この審査の模様が、1月30日(水)午後7時から放送されます。

わたしはコピーライター学校時代に、課題で何度かラジオCMを作成しましたが、自由に作成すると、おもしろかったですね。音だけで想像させる世界は、文字のコピーとはまたちがう世界。プロのコピーライターとしては、あるデパートの時報CMを担当しましたが、時報も込みだと、表現できることはあまりに制限されていて、おもしろいとまではいきませんでしたが、ラジオCMの専門家と仕事をさせていただいたことで刺激を受けました。


■プロの声優の演技に注目!

コンテストの最終審査では、絞られた作品を、声優プロダクションの声優さんたちが演じました。
文字で見ているとなんでもない作品が、声優によって演じられると、意味が変わって聞こえてきたり…迫力でした。


■ラジオCM、あなたなら、どれを選ぶ?

どの作品が選ばれたのかは、明日の文化放送をお聞きください。
わたしは現場で周囲が「これがおもしろい!」、「あれは感動!」などと言う声を聞きつつ、いろいろ思っていました。

プロのコピーライターとしてチェックすると、「おもしろいけど、使えない」ものも少なからずありました。

自分で商品を紹介する文章を書くアフィリエイター、自分で書いたり、プロに頼んだ作品をチェックする立場のECサイトの方には、ぜひ、このあたりをチェックポイントと心得ておいてほしいですね。

たとえば、客を笑っている広告。
商品特徴はよく伝わっているものの、「こんな特徴をほしがるひとってバカじゃない?」と言っているようにも思えたり…。

あるいは「そのジャンルの商品はほしくなるけど、その商品がほしくなるかどうか…」
たとえばラジオの良さを訴えて、ラジオ番組枠を買いたくさせる広告にはなっているものの、文化放送ではなく、他のラジオ局の番組枠を買いたくなってしまったら、広告としては意味がありません。

こういう広告は、そのジャンルの商品が出たてで、競合がいないときならいいですが、そうでなければ使えない広告。


広告は、結局、商品を売ってこそのもの。
広告自体がおもしろかったり、素敵でも、それで商品が売れなければ意味がありません。

そこをしっかり頭に置いて、ぜひ、明日はじっくり、CM作品を聞いてみてください。

第1回 100万円争奪! ラジオCMコンテスト

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