商品コピーのひねり出し方
わたしの職業はコピーライター。広告の文章書き。
でも、同じコピーライターの仕事でも、クライアントによって、全くちがう職業と感じるくらい、文章の書き方も、1本の仕事にかける時間もまるでちがいます。
スタートはデパートの宣伝部。
「明日の夕刊の全5段(新聞一面の縦1/3、横全部のサイズ)の広告、何にしようか」
と言われて、季節を考えて、広告する商品を決めて、売場から借りて、スタジオに行って、撮影が終わったら、カメラマンから
「自分で乾かしな」
と渡された紙焼きを乾かしたら、コピーを考えながら、デザイナーのところまで持っていって、組んでもらう。
こんなペースの仕事。1日の間に何十本もコピーを書いていました。
ところが次に入った広告代理店系プロダクションでの初仕事、上司から
「大急ぎで悪いんだけど、夕方までにコピーを1本書いて」
と言われて、あまりの時間の余裕にめまいがしました。
そんなに時間をかけて何をしたらいいのか、わからなくて…。
だいたいは1本の仕事を1ヶ月から半年かけてする仕事がふつうなんですもの。
かける時間がちがうということは、流通の仕事とメーカーの仕事では、コピーの質も違います。
商品につけるPOPやネットショップの商品説明キャッチは流通のコピー。つまり、デパート時代の仕事です。たぶん、雑誌の記事のタイトル、キャッチもこちら側の世界。
こちらの仕事には、広告代理店系の仕事でやっていた感覚は合いません。
アフィリエイトを始めたら、再び、流通の世界へ戻ることになりました。
最近、アフィリエイトやECサイト向けにコピーの話をするときは、メーカーのコピーの感覚の話をしちゃいけないんだということに、ようやく気づきました。
そして、どう伝えれば、伝わるのかの研究のため、専門家ではないひと向けのコピーの本を読むようになりました。
そのひとつが「買う気にさせるメッセージマーケティング」。
自分が無意識にやっていることを整理すると、こうなるんだと気づかされました。
「コピーライター」と名乗ると、よく聞かれます。
「キャッチって、どんなときにひらめくんですか?」
コピーはひらめきではありません。けっこう、しっかり調べて、計算して作っているもの。たくさん資料を集めて、自分にインプットした後、今度はあらゆる角度から、商品にスポットを当てて、その魅力を引き出していきます。
その角度の見つけ方をこの本は整理してくれていました。
「コピーはひらめき」だとか、「コピーライターはクリエイター」と思っていると、ネットショップのオーナーやアフィリエイトが自分で商品コピーを書けなくなってしまいますよね。
コピーは誰でも、そして、そんなに時間を書けなくても書けます。
という話は、「売上がドカンと上がるキャッチコピーの作り方」に書いてあります。
元雑誌のタイトルを年中ひねり出していたという著者ならではの本です。
でも、この本を読んでいて、つい、書きたくなっちゃいました。この前半のような、コピーをひねり出すためのノウハウを書いた本を。
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